泥酔庵庶事覚書

日々のよしなしごと

ユルセルーム考

・ドゥーロン、ローダニゾン地方
一般的に抱くイメージだと環境が厳しく北方防衛の要として禁欲的な体制ってところなんだろう
 
従来、ストラディウムからの派遣軍の駐屯地としてしか紹介されていなかったせいなんだろうが
北部はともかく南部はかなり肥沃な土地柄という気もする
(南にアウロン、東にラムザスがあることを考えると四王国期以後はともかく古ロードン人の国はかなりの交易量があったはずだ)
 
通常、中世の戦争は農作物の収穫〜作付の間に行なわれ、コレは大体においてユルセルームにも適用される
デュラの食糧事情を鑑みるに、収穫後の作物を目的とした小規模侵攻が行なわれていると思われる
(主として支配者層の食料として)
 
この小規模侵攻が半鬼が生まれる土壌になっていると考えたんですがどうだろう?

・主要穀物
Bローズ後のコラムなどでユルセルームの主要穀物が米ではないかといわれ、Fローズにおいてオフィシャルとなった
気候が温暖湿潤で河川が多いナーハン地方や東部平原においてはコレはありそうなことで、事実オフィシャルもこの地方を基準にしているようだ
(吟醸酒の存在、及びその産地)
 
そうなるとナーハン地方の戦争は大陸の他の地域と違う季節に行なわれているんだろうということが想像できる
 
裕福なナーハン騎士はいわゆるスーツアーマーなんかを着ていたりするんですが
こういった気候風土の中でそういう格好をしているってのはどうなんだろう?
(いわゆる西洋甲冑はナーハン、ギュノロン以外の地域ではほとんどみられないらしい)